御影大師と馬頭観音

御影大師

本堂左手の護摩壇奥に御影大師が安置されています。高野山で長年過ごされていましたが、ここ照明寺にお越しいただき2022年11月9日に御影大師開白法要を行い御影大師と命名いたしました。以来十勝の地を見守っていただいております。
お姿は各地を行脚した修行僧姿の弘法大師です。
御宝号「南無大師遍照金剛」

馬頭観音

護摩壇の左手奥に馬頭観音が安置されています。
馬頭観音は六観音の一つで観世音菩薩(ぼさつ)の化身ですが、唯一明王のような憤怒の相をしています。その怒りの表情で畜生道に生まれた人々を見つめ、哀れみ救済する仏様です。
お姿は三面八臂(三つの顔と八つの手)で煩悩を打ち砕くための剣や斧、金剛輪宝などを持っています。

頭上に馬頭をいただいていることから、家畜の安全と健康を祈ったり、旅の道中を守る観音様として信仰されています。